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「DMM株って聞いたことはあるけど、自分に合うのかよく分からない」
証券会社を調べていると、DMM株の名前を目にすることは多いものの、実際に自分に合っているのかどうかは、公式サイトを読むだけではなかなか判断しづらいものです。手数料が安いという情報だけで決めてしまって、後から「思っていたのと違った」と感じるのは避けたいところです。
この記事では、DMM株の特徴・メリット・デメリットを公式情報にもとづいて整理し、「自分はDMM株に向いているのか」を判断できる材料をまとめます。あわせて、口座開設の方法と、開設後に確認しておきたいことも紹介します。
「そもそも新NISAって始めるべき?」と迷っている方へ
DMM株の詳細に入る前に、そもそも新NISAを始めるかどうか自体で迷っている場合は、まずこちらの記事を読んでみてください。
DMM株とはどんな証券会社か
DMM株は、株式会社DMM FinTechが運営する証券会社です。国内株式・米国株式の売買を中心に、新NISA口座にも対応しています。
まず、DMM株が「自分に合うかどうか」を判断するために、他社比較の記事(DMM株と松井証券、何が違う?初心者向け比較)でも整理した基本的な特徴を、あらためて確認しておきます。
取扱商品:DMM株は、国内株式・米国株式・国内ETF/ETN・REIT・IPOなど、個別商品の売買に対応しています。個別株を少額から積み立てる「つみたてかぶ」というサービスもあります。一方で、投資信託については、DMM株の公式サイト内に取扱いを明記したページが見当たりませんでした。投資信託を使った積立を中心に考えている場合は、この点を必ず公式サイトで確認してから判断することをおすすめします(本記事では断定を避け、「確認できず」として扱います)。
新NISAへの対応:DMM株は新NISA口座を開設できます。ただし、つみたて投資枠・成長投資枠それぞれへの対応を区別した記載は、今回確認した範囲では見つかりませんでした。投資信託を扱っていないため、つみたて投資枠を投資信託で使うことはできません。
まだ証券会社を選ぶ段階ではなく、新NISAを始めるかどうか自体で迷っている方は、「新NISAは今からでも遅くない?」の記事で、まず制度を使うかどうかの考え方から整理できます。
DMM株のメリット
DMM株には、次のようなメリットがあります。
- NISA口座の手数料が無料:DMM株の公式サイトには「NISA・ジュニアNISAは取引手数料(国内株式および米国株式)が無料です」と明記されています。新NISA口座内で国内株式・米国株式を売買する場合、手数料を気にせず取引できます。
- かんたんモードで操作しやすい:DMM株のスマホアプリには「かんたんモード」と「ノーマルモード」の両方が用意されています。かんたんモードは操作を簡略化した画面で、株式投資が初めての人でも迷いにくい設計になっています。
- つみたてかぶで少額から積立できる:DMM株の「つみたてかぶ」は、1,000円以上・1円単位で設定できる株式累積投資サービスです。まとまった資金がなくても、個別株を少額から積み立てられます。つみたてかぶはNISAつみたて投資枠(月10万円まで)・NISA成長投資枠(制限なし)・特定口座・一般口座のいずれでも利用できます。
DMM株のデメリット・注意点
メリットだけでなく、申し込む前に確認しておきたい注意点もあります。
なお、DMM株で取り扱う株式などの金融商品は、価格の変動によって元本割れする可能性があります。NISAを利用した場合も、投資した金額そのものが保証されるわけではありません。手数料やサービス内容だけでなく、こうした投資のリスクも理解したうえで、自分に合うかを判断することが大切です。
- 投資信託を使った積立ができない可能性がある:DMM株の公式サイトには投資信託の取扱いを明記したページが見当たらず、投資信託を使ったつみたて投資を中心に考えている場合、DMM株では対応できない可能性があります。つみたてかぶは個別株の積立であり、投資信託の積立とは仕組みが異なる点に注意が必要です。
- 通常口座の手数料は段階制:NISA口座の手数料は無料ですが、非課税枠を使い切った後や一般口座・特定口座で取引する場合、約定代金に応じた段階制の手数料がかかります(5万円以下55円〜300万円超880円、税込)。少額の取引を1日に何度もする場合は、この手数料体系が自分の取引スタイルに合っているか確認しておくとよいでしょう。
- つみたてかぶ特有の注意点:つみたてかぶで受け取る配当金は、受け取りではなく自動的に同銘柄へ再投資されます。また、積立で取得した単元未満株はDMM株名義で管理され、単元株に達した時点で顧客名義に変更される仕組みです。相続時の移管や、企業買収などのコーポレートアクションが発生した際の扱いにも特有の制限があるため、つみたてかぶを本格的に使う前には公式サイトで最新の注意事項を確認しておくことをおすすめします。
DMM株が向いている人
ここまでの内容を踏まえると、DMM株は以下のような人に向いています。
- 新NISAの成長投資枠を使って、個別の国内株・米国株を売買したい人
- 投資信託でのつみたてよりも、個別株を少額から積み立てる「つみたてかぶ」に関心がある人
- スマホアプリの「かんたんモード」など、シンプルな操作画面で株式投資を始めたい人
- NISA口座内での取引手数料を抑えたい人
DMM株が向いていない人・他社比較も検討した方がよい人
反対に、以下のような場合は、DMM株以外の選択肢もあわせて検討することをおすすめします。
- 新NISAのつみたて投資枠を、投資信託を使った積立で活用したい人(DMM株では投資信託の取扱いが確認できないため)
- 1日の取引金額が大きく、通常口座の段階制手数料よりも定額制の証券会社の方が合いそうな人
- スマホアプリのロボアドバイザーなど、投資判断そのものをサポートしてくれる機能を重視したい人
これらに当てはまる場合は、DMM株と松井証券、何が違う?初心者向け比較で他社との違いも確認したうえで、自分に合う証券会社を選ぶことをおすすめします。
DMM株が自分に合うか、もう少し詳しく確認する
ここまでの特徴・メリット・注意点を踏まえて、DMM株が自分に向いていると感じた方は、公式サイトで最新のNISA対応状況や手数料を確認してみてください。
DMM株の口座開設方法
DMM株が向いていそうだと感じた場合、実際の口座開設は次の3ステップで進みます。
- 本人確認書類を提出する:マイナンバーカードのICチップ読み取り、またはスマホカメラでの撮影による本人確認に対応しています。特定在留カードでの本人確認も可能です。アプリでのマイナンバーカード読み取り以外の方法を選ぶ場合は、事前に申込みフォームへ必要事項を入力しておく必要があります。
- アカウント登録を申し込む:申込みフォームに必要事項を入力すると、内部審査が行われます。
- 登録審査完了後、ログイン情報を確認する:アカウント登録審査が完了すると、Web上でログインID・パスワードを確認できます。この後、入金すれば取引を開始できます。スマートフォンで本人確認が完了した場合は、最短即日で取引を始められます(当社休業日や申込内容に不備がある場合は対象外です)。
口座開設後に確認すること・取引開始までの準備
口座開設が完了した後、実際に取引を始めるまでに確認しておきたいことを整理します。
- NISA口座の申込み:NISA口座の申込み方法は、状況によって異なります。DMM株のアカウントをまだ持っていない場合は、アカウント登録と同時にNISA口座を申し込めます。すでにDMM株のアカウントを持っている場合は、マイページから「非課税口座開設届出書」を印刷し、本人確認書類とともに郵送する必要があります。他の金融機関のNISA口座から切り替える場合は、前の金融機関が発行する「非課税口座廃止通知書」などの書類もあわせて必要です。公式サイトでは、前の金融機関での廃止手続きが正しく完了していないままNISA口座を申し込むと、税務署の確認で非課税扱いが認められず、それまでの取引が課税対象になる可能性があると注意喚起されています。他社からの切り替えを検討している場合は、この点を必ず確認してください。
- 入金:取引を始めるには、まず口座への入金が必要です。DMM株では、インターネットバンキングを使った「クイック入金」(24時間リアルタイムで反映、手数料無料)と、銀行窓口やATMからの振込入金(着金後30分程度で反映、振込手数料は自己負担)の2種類が用意されています。急いで取引を始めたい場合は、クイック入金が便利です。
- 取引開始までの準備:入金が完了すれば、NISA口座での買付注文を発注できます。注文は、PC WEB版「DMM株 STANDARD」、またはスマホアプリ「DMM株」のノーマルモードから行います。スマホアプリには前述の「かんたんモード」もあるため、操作に慣れないうちはかんたんモードから始めるのも一つの方法です。
なお、ここで紹介した口座開設・NISA申込み・入金の流れは、2026年8月時点でDMM株の公式サイトから確認できた内容にもとづいています。手続きの詳細は変更される可能性があるため、実際に申し込む際は必ず公式サイトで最新の情報を確認してください。
まとめ
DMM株は、NISA口座での国内株式・米国株式の売買手数料が無料で、かんたんモードやつみたてかぶといった、初心者が使いやすい仕組みを備えた証券会社です。一方で、投資信託の取扱いは公式サイト上で確認できず、投資信託を使った積立を中心に考えている場合は、他の証券会社もあわせて検討した方がよいかもしれません。
「個別株を中心に売買したいのか」「投資信託を使った積立をしたいのか」——自分の使い方が見えてくると、DMM株が自分に合うかどうかも判断しやすくなります。特徴・メリット・デメリットを踏まえたうえで、口座開設に進むかどうかを検討してみてください。
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